品質・安全・安心

品質への取り組み

品質に対する基本理念「品質至上」 これは“ミケンが目指すものづくり”の基本です。

品質は、品質管理部門だけで築かれるものではなく、新製品の設計段階・原材料の受け入れ・製造工程・製品倉庫から配送に至るまで、すべてのプロセスにおいて細心の注意を払います。大切なことは、すべてのスタッフが一つ一つの作業の意味や背景をきちんと理解していること。また、いつもと違うと感じたことを迷わずに意見できる環境を作ること。工場・事務・営業すべてのスタッフが「これくらい」「たぶん」「だろう」がない仕事を心がけ、日々品質を高める努力をしています。

従業員教育

ミケンでは、新人教育プログラムに基づいて新人スタッフの教育に力を注いでいます。入社初日は、事前教育を徹底して行ない、衛生面の注意事項やチェック作業の重要性について、一定以上の理解が得られたことを確認したうえで工場に入ります。ライン作業者の教育期間は約2週間、教育完了までマンツーマンで指導しています。

教育風景
各種成形品

フードディフェンス

2007年4月、食の安全を守るという強い決意から、工場内、及び工場敷地内にカメラを設置しました。
安全で安心な容器を製造していくためには、ハード面とソフト面をバランス良く運用していくことが重要と考えています。ミケンでは、製造工程で“不良が発生したときの範囲特定”や“作業ミスが発生したとき”など原因究明のアイテムとして品質向上にも役立てています。

工場内のモニタ画像
各種成形品

トレーサビリティ(追跡調査)

お客様の安全・安心におこたえするため、原料情報・生産情報・配送情報などを速やかに追跡できるよう日々の履歴管理を徹底しています。万が一トラブルが発生した際は、迅速にトラブルの範囲を特定して根本的な原因を徹底的に究明します。また、一日に製造した製品のうち一定量をキープサンプルとして保管することで現物による比較調査や原因調査も行ないます。

追跡調査を可能にするラベル
各種成形品

技術交流会

ミケンでは、品質向上や技術継承のため、定期的に技術交流会を実施しています。各スタッフが自分の目で他工場の取り組みを学び、機械設備を実際に見つめながら情報交換できるよう各工場が相互訪問して交流を深めています。新しい取り組みやノウハウを水平展開して全社的なレベルアップを図っています。また、設備トラブルが発生した際は、専門性の高いスタッフが応援に駆け付けるなど、各工場が力を合わせる体制も築かれています。

技術交流会(機械オペレーター)
各種成形品